‘construction management / 現場監理’ カテゴリーのアーカイブ

現地レポート 3月18日

2010年3月18日 木曜日

完成まで後少し。パーゴラの部材が搬入・取付されています。玄関の前にパーゴラを設けブーゲンビリアの花がエントランスを彩る計画です。木材の価格が高騰して、調整するのが大変だったのを思い出します。

床はまだ目地が入りません。職人さんがキッチンで寝ていますね。職人さんはほとんど出稼ぎでジャワ島とかから来てるので家がありません。現場現場で住み込んで働いています。デッキもまだ施工途中。アウトバスもだいぶできてきました。シャワールームにはガラスが入りました。

建具ほぼ入りました。バリの奥のヴィラではあまりサムターンを見かけません。とはいえ今回は設計に織り込んでいたのでしっかりと施工されています。OKAさんは信頼できますね、、、さすが、、あと少しで完成です。

現地レポート 3月8日

2010年3月8日 月曜日

工事も大詰め。仕上げとともに建具が出来上がってきています。建具の枠の寸法など、日本でこだわるような細かいディテールの管理に関しては本当に大変な思いでやっています。何回も書いてるんですが、施工の単位がcmなので。mmじゃないんです。あんまり大きな話をしてもしょうがないのですが、こういう単位の差が逆に日本人を追い詰めてる気もします。

家具も順調です。これらはマスターベットルームの壁面家具です。この壁面家具は、本棚、収納、ワードローブ、エアコン、室外機スペースを統合的に整理したフレームでデザインを整理しました。材料・仕上げは建具とあわせています。デッキの下地工事も進んでいます。プールの仕上です。バリグリーンという緑の石。

N夫妻オリジナルデザインのレリーフもとりつけられました。こういう細かい石彫りの仕事は現地の人は非常に上手です。すごい。あとすこしで完成ですね。

現地レポート 2月21日

2010年2月21日 日曜日

今まで全貌が明らかにされていなかった隣地の建物が立ち上がってきました。我々が設計を請けた時点では、隣地側は未来永劫、田んぼのはずでした。こう言うところもバリならではでしょうか、N夫妻も心の整理が大変です。

かなり、切迫しています。しかし、隣地に建物が建っても問題なく居住できるように植栽や建築側で多少調整が必要でした。日本ではこんなことありません。おおらかにおおらかに考えなければ、やっていけないですね、この国は。それにしも、近いな。。。。

現地レポート 2月8日

2010年2月8日 月曜日

今日も仕上げ工事が進んでいます。床の仕上げが大方終わり、いえつくデザインの家具も搬入されてきています。現地での調整・取り付けです。家具・建具はチーク材で製作し、塗装はチークのナチュラルな表情を損ねない程度にしています。塗装の仕上はまだこれからです。

シャワールームの壁仕上も行われています。これは、パラス・ジョグジャという現地の茶緑色の石を乱積み風に張った壁です。この石も床とおなじパリマナンですが色が茶緑色みかかっています。基本バリの石名は地名で、その地方でいろいろな色の石が産出されているようです。

プールの仕上も始まりました。プールの石はバリグリーンと言って、濡れるとエメラルドグリーンに変わるとてもきれいな石です。

石のレリーフが取り付くところも、ちゃんと面を落として施工してくれています。アウトバスの外形も出来上がってきました。

現地レポート 1月19日

2010年1月19日 火曜日

年も明けて、工事が再開です。バリは雨季で雨がすごいらしい。製作途中のプールも防水工事が終わっているため、雨でいっぱいです。

内装も順調に進んでいるようです。床の石・タイルもが搬入され、施工が始まっています。今回のプロジェクトの主な床仕上げは、パリマナンという現地の白い石をナチュラルな雰囲気に手で荒らした仕上げで、日本で言う、ビシャンのような仕上です。

表面が少しでこぼこで、表情があります。送られて来た写真の凹凸が大きく見えて、現地で確認したサンプルと違うのではないかとドキドキします。太陽光の当たり方でそう見えてるのだと思いますが。