2010年3月 のアーカイブ

施主ミーティング@都内ファミレス 3月25日

2010年3月25日 木曜日


完成前チェックのためバリに出発するR夫妻と出発直前の打合わせです。現場でのチェックの要点をお伝えしました。
そのほか、議題は
1:ジェネレーターについて
2:TOTOのウォシュレットについて
3:カーテンレールについて

3/30のR夫妻の建物検査の際は、完成建物に宿泊し、プールにも入りたいという要望を聞ききました。家具の搬入の段取りも含め、早速その旨OKAさんに連絡。ニョマンさんにもお願いしました。沢山の人が絡むのでちょっと不安・・・。問題なく行けばハッピーだな(祈)

テンション  3月20日

2010年3月20日 土曜日


OKAさんから現地レポート写真が送られてきて、隣の建物の全貌が見えてきました。せっかく、いえつく設計の建物の進捗が見れるのに、隣地の建物のせいで、水野も三谷もテンションが上がりません。

■チャットのやり取り
(水野)
俺、あんまテンション上がらなかった。なぜだろうか…。見飽きたからか?それとも写真映えする建物ではないからか、いやー隣地の状況がひどい・・。嫌ですね。 超見降ろされてる

(三谷)
おれもそんなテンションあがらなかった。おれは、隣の家の影響かなと思った。やはりライスフィールドにぽつんとたたずむなかに、建築が多様な空間を生み出すみたいなイメージがあるからさ。今の状況だとクタ(バリ島の繁華街)の雑居な状況と同じなんですよ。。

実はこのプロジェクトには隠れたストーリーがあります。隣の土地は長い間、買い手がつかず、土地のオーナーの売却を諦めて畑にするといった発言もあり、隣地に住宅が建たない可能性が高いと考えていました。施工が始まってすぐに急に隣に建物が建つことになったんです。まーこれは仕方のない事なので通常ならばこれで済んだ話なのですが。

双方プライバシーに配慮して多少の変更しながら工事を進めましょうという話になりました。しかし、両者の土地仲介業者さんのコーディネート不足でいろいろと問題がありました。図面に集中したくて週末建築活動をやってる所もあるのですが、やっぱりそうもいかないんですよね。どんなプロジェクトも。

現地レポート 3月18日

2010年3月18日 木曜日

完成まで後少し。パーゴラの部材が搬入・取付されています。玄関の前にパーゴラを設けブーゲンビリアの花がエントランスを彩る計画です。木材の価格が高騰して、調整するのが大変だったのを思い出します。

床はまだ目地が入りません。職人さんがキッチンで寝ていますね。職人さんはほとんど出稼ぎでジャワ島とかから来てるので家がありません。現場現場で住み込んで働いています。デッキもまだ施工途中。アウトバスもだいぶできてきました。シャワールームにはガラスが入りました。

建具ほぼ入りました。バリの奥のヴィラではあまりサムターンを見かけません。とはいえ今回は設計に織り込んでいたのでしっかりと施工されています。OKAさんは信頼できますね、、、さすが、、あと少しで完成です。

現地レポート 3月8日

2010年3月8日 月曜日

工事も大詰め。仕上げとともに建具が出来上がってきています。建具の枠の寸法など、日本でこだわるような細かいディテールの管理に関しては本当に大変な思いでやっています。何回も書いてるんですが、施工の単位がcmなので。mmじゃないんです。あんまり大きな話をしてもしょうがないのですが、こういう単位の差が逆に日本人を追い詰めてる気もします。

家具も順調です。これらはマスターベットルームの壁面家具です。この壁面家具は、本棚、収納、ワードローブ、エアコン、室外機スペースを統合的に整理したフレームでデザインを整理しました。材料・仕上げは建具とあわせています。デッキの下地工事も進んでいます。プールの仕上です。バリグリーンという緑の石。

N夫妻オリジナルデザインのレリーフもとりつけられました。こういう細かい石彫りの仕事は現地の人は非常に上手です。すごい。あとすこしで完成ですね。