‘construction management / 現場監理’ カテゴリーのアーカイブ

1/7 小物のスケッチ

2010年1月7日 木曜日

トイレットペーパーのホルダーとタオルのホルダーを竹で作ってもらうことにしました。竹で、梯子型に組んだこのホルダーは、プラスチック製や金属製のものより、かわいらしく、ナチュラルで、バリならではのものになりそうです。OKAさんにスケッチを送ります。

現地レポート 12月29日

2009年12月29日 火曜日
水野と穂積でバリに行った時には内装工事と言えば、トイレの凹凸壁の施工くらいでしたが、その後、本格的に内装が始まりました。
この建物は、バリの気候に合わせオープンエアな空間構成をとっていますが、オープンエアであるのにプライバシーの関係で四周を壁で囲ってしまう構成は本末転倒なので、その辺りにだいぶ工夫をこらしました。通常のバリの伝統的な住宅のように家の周りに庭があってそれを塀が囲うのではなく、塀の壁と家の壁が混ざり合うように、くねくねと連続し、その結果、プライバシーを保ちながら開放感を獲得するような作りです。

遠くに見えるアグン山や棚田を臨み、空調する寝室以外は緩やかに外へと繋がる平面計画です。それを一つの大きなアランアランの屋根が覆っています。一つの大きな屋根の下にいながらも、壁で仕切られた様々な場所をもった住宅です。この開放的な空間にはバリの心地よい風が通り抜けます。これは設計時の段階で 雨季と乾季の風と温度分布のシミュレーションを 東京理科大学 環境研 小笠原助教に協力をいただきました。水野と穂積も現地で体験してきましたが、バリは日影に入り、風が抜ければ、最高に気持ちのいい空間になります。

3回目の渡バリー3日目

2009年12月7日 月曜日

ちょっと遅い起床。11時に目が覚める。PLNについてインターネットでKENとやり取り。12時にチェックアウトしOkaが迎えに来る。昨日と同じカフェで1時間ほどミーティング。ランドスケープ、 PLNのおさらい、次回完成検査の予定などを詰めた。その後ジンバランにあるOkaの新居に向かう。

Okaの家はとてもシンプルで、贅沢ではなく、その人柄が表れている家だった。OkaとNoviの赤ちゃんグレイシアは超可愛い。目が半端なくでかく、かわいい。Okaの溺愛っぷりも微笑ましい。
振舞ってくれた料理はOka父が作ってくれたらしい。お父さんの手作り手料理は、チキンカレー、魚カレー、野菜のサンバル、チキンの甘辛煮。日本的な電気ジャーからご飯をよそい、いただいた。とても美味しかった。

その後Okaの大好物ドリアンが旬だということで御馳走になった。ドリアンの味は何とも例え難いが、甘いという感じではなくとにかく濃厚。にんにくっぽさの中にちょっとセメダイン臭が鼻を抜ける感じではある。正直、そんなに食べれない。

穂積の咳がひどいので、コーヒーにショウガを入れたジンジャーコーヒーをつくってくれた。これは結構うまかった。Okaの父は現在、コーヒー農家でコーヒーをつくっていコーヒーを飲みながらOka&Noviの結婚式の写真@Villa Sceneを見せてもらう。何とも感慨深い、正直ジンと来た。最後にお土産(コーヒー、モルト、お菓子)を頂き、家を後にする。お邪魔しました。

チョコチョコいろいろなMTGを挟みつつ、あっという間に夜。

夕飯はデンパサールとクタの間にある新しいレストランに連れてってもらった。
スンダ族という民族の伝統的住居を模して作ったレストランで、竹を釘や接着剤を使わず組み上げた住宅だという。すげえ、かっこよかった。外構計画も素晴らしい。
そこでの夕飯は初めて手で食ってみた。なかなか難しい。でもうまい。

21:00くらいに空港に送ってもらい、お礼を言ってOka Noviと別れる。
今回もあっという間に3日間は終わる。飛行機が遅れていて出発は1:00だという情報があった。あー長い待ち時間嫌だな・・。しかしながら、チェックイン時に聞いた話だと飛行機はさらに遅れて5:15発だという。ふざけんなー。超つらい。超眠い。めちゃくちゃ眠いが、レストランで簡単に今回の作業をまとめる。

3回目の渡バリー2日目

2009年12月6日 日曜日

朝7時半くらいに起きて朝食。ネットが無料で使えるので、昨日のPLNの話を早速けんたろにメール。その後、海を見に散歩する。ホテルに戻って9時にレセプションに行くとOkaがすでに来ていた。時間ぴったり。バルキーゼショップは10時からOPENなので、近くのカフェで打合せをスタート。

10時になったので、バルキーゼショップへ。

いよいよ敷地に向け出発。いやーーー、楽しみ!!早く見たいな――。Okaが信号を指差す。見ると信号が止まってる。えらいこっちゃ。来年1月に向けたバリ島全土の電気工事(ジャワからの海底送電ケーブル)が終わるまでは安定していなくて、しょっちゅう停電が起きるらしい。敷地到着。

おおおお!! なかなか良い! いや、すげえ良い!
感動。しばし 建築やってて良かったな、素晴らしい職業だななんて感傷に浸る。
感傷に浸ってる場合ではなく、色々やることもある。あまりの暑さに心が折れそうになってる俺に、穂積が喝を入れ、何とか確認事項、チェック項目などを順次つぶしていく。
中は思った以上に風が抜け、涼しく気持ちが良い。そして明るい。外部の豊かな景観との関わり方もすごく面白い。バルコニーも反対側の景色が見れて、とても眺めが良い。

一通りのチェックを終え、撮影時間をもらう。元々建つ予定がなかった隣の建物は、想像以上に大きく、しかもうちの敷地にぴったりとくっついてる。さらにH1600の高さの壁がずーっと建つらしい。ブログのアイコンにもなってるCGのあのアングルは二度と見れないアングルとなる。とても残念だ。

まだ見ていたいと思いながらも現場を後にして、14時にOkaお勧めのバビグリンの店へ。
IBU OKAという名の店で、現場からは車で5分ほど。すっごく美味い!!

冷たいビンタンをかき込みながら、むさぼるように豚を食らう。いや、マジうまい。ミーティングの続きをと思ったが、本日の議題は実はもうほとんど終わっていたので、今日は終わりということで15:00に終了。

するとOkaが「俺のPJを見ないか?」と誘ってくれた。ぜひ見たいということで 車に乗ってクタへ。いえつく4を除いて3つのPJを持ってるらしい。素晴らしい!!さらに「明日はジンバランの新しいうちに来なよ、バリの家庭料理をふるまうよ」とのこと。テンション上がります。

クタ到着。OkaのPJはインテリアのPJであったが、なかなか良くできている。「この仕事どうやって得たの?」と聞くと「前の会社の時の知り合いで、Villa Sceneをポートフォリオに入れて見せたら、すげえ気に入ってもらえて、仕事をもらった」とのこと。Oka & Noviはうちらと出会った後、結婚し、Villa Sceneで式を挙げ、若くして家を建て、子供が生まれ、こういった仕事のチャンスも得てるし、なんだかとても感慨深いものを感じた。

3回目の渡バリー1日目

2009年12月4日 金曜日

水野と穂積でバリに現場の現状を確認にいってきました。今回は日記調で書いてみます。

成田から7時間半でデンパサール空港に到着。車でホテルへ向かう。

18:30にはスミニャックのホテルに着く。ハーモニースミニャック。なかなか新しく、きれい。水周りが若干汚い。19:30にOkaが来る予定なので、約1時間ほどそのまま部屋で時間をつぶす。

なんやかんやで、19:30。Oka & Novi登場!!久しぶりな感じがしない(笑)。車に乗せてもらい、スミニャックのUltimoレストランで食事。二人はどうやら疲れ模様。夜泣きが何とかって言ってた。食事をとりながら、今回のお土産をNoviに渡す。今回のお土産は 日本のスイーツ達。キノコの山、パイの実、トッポ、グリーンティーチョコ、大福、最中、どら焼き。2人が、どら焼きに好反応!!「ドラえもーん!!」と叫んでました。おいしい食事をとりながら PLNの話題がおのずと出る。いろいろ話をして食事を終了。

車で送ってもらう。コンビニで水とビンタン、チートス、ソフトドリンクを買って、ホテルに戻り、二人と別れる。明日は9時にホテルに迎えに来てもらう約束。部屋に戻り、簡単に明日の議題をまとめ、シャワーを浴びる。ホズはすでに就寝。WorldCupのDrawを見るが、抽選の前の歌やダンスがどうしょうもないほど長い。結局、途中で撃沈。就寝。