いえつく4@ウブド 竣工写真と設計概要

2011年8月19日

竣工写真は全て、ForwardStroke 奥村浩司さんに撮影いただきました。


▲平面図


▲断面図1


▲断面図2

■設計概要
日本人夫婦2人が移住して暮らすバリ島の住宅。敷地はウブド近郊、木彫りの町マス村。聖峰アグン山と棚田を臨むバリらしい田園風景です。

バリでは、強烈な日射とスコールを遮る屋根を架け、そこに風を通せば、心地良い南国ならではの気持ちの良い空間が生まれます。「生活領域」≒「影の下」と言った感じです。

「いえつく」は、空調に頼った閉じた空間ではなく、心地よいバリの気候を存分に感じられる開いた提案をしました。

敷地に大きな屋根を架け
涼やかな日影をつくり
その下に壁をくねくねと立て
部屋をつくる

両隣地からのプライバシーに配慮し、一定の囲われ感を保ちつつも、風が通り抜け、光が回折し、内と外が混じり合うような平面計画です。それぞれの部屋は壁で隔てられていますが、緩やかに外部へと繋がっています。外の環境が家の中に滲みこんでくような、もしくは家が外へと滲み出してゆくような感覚です。

それぞれの部屋は一つの屋根の下で繋がり、天井面で一体的な開放感を感じることができます。
北側にプールを配置することで、強烈な太陽の光はプールの水面に反射し、柔らかな光となって、天井面を柔らかく照らし上げます。(バリは南半球ですので、太陽は正午には北の空に見えます。)

バリの伝統的技術、標準的技術をベースにこの計画を進めました。バリの工法はその気候から、基本的にはメンテフリーではなく、定期的な交換や手直しがベースにあります。

いえつくから施主夫婦に「バリに移住して暮らすにあたり、家の定期的なお手入れは、単に面倒なものではなく、常に現地の知人や大工さんと関わりを持ち、永続的な現地コミュニティの参加を促すのではないでしょうか。」という話をしました。施主夫婦も現地の工法のそういった特徴を面倒だと考えるのではなく、むしろ、家のお手入れを介した交流に強い共感を頂き、提案を快諾いただき、2011年、「いえつく4@ウブド」は無事完成しました。

■基本設計書(PDF)
こちらからダウンロードしてください。

竣工検査渡バリ 7月11日

2010年7月11日

昼食で最後のミーティング。今後の進め方、引き渡し後の付き合いなど話す。約3時間ほど。最後に打合せ書類をOKAに手渡し、僕らは写真に収める。夕食は初日行けなかったジンバランへ連れてってもらう。ジンバランは沢山のシーフード店が軒を連ねているが、その中でも一番混んでいる人気店(一番うまいらしい)の予約をとって御馳走してくれた。メニューは魚(たぶんムツ)、貝、海老のグリルと青菜の炒め、サンバルとごはん。OKA達を真似て、手で食べる。すごくうまい!本当に美味い!しかしKENちゃんは体調悪いせいかあまり手が伸びず。食事中はOkaもNoviも もうバリは来ないの?みたいな話題。料理もおいしいし、楽しいのだけど、何となくさびしい感じの波打ち際での夕飯だった。

あまり湿っぽくなるのも性に合わず、空港に送ってもらい笑顔でお別れ。また遊びに来るからと伝え、別れる。しばらく会えないな。

竣工検査渡バリ 7月10日

2010年7月10日

起床し、朝食をとる。約束から30分遅れでオカ到着。今日はOKA一人。レンタカーに乗って、敷地へ。 昨日の続きで竣工検査です。現場にはピエールが既にいて、職人とともに、昨日不具合のあった照明などをチェックしてる。

13:00
船越さんが、現場を見に来てくれた。ひと通り案内して、ダイニングで一時間ぐらい話す。話題は、近況について、バリに住むならどんな環境がいいか、バリの近代化などなど。あと、バリではハウスキーパーは普通であり、船越さんもワンルームでありながら、ハウスキーパーに掃除をお願いしているとのこと。OKAの家もハウスキーパーがいるらしい。バリでは気候上、建築の維持管理が大変だということと富の分配が大きな理由かな。そして、船越さんもバリに家が欲しいようです。

15:00
KEN、MZN、OKA、ピエールの4人で いつものイヴオカで昼飯。ここのバビグリンはやっぱ美味い。 食後、ピエールがビニールを田んぼにポイっと捨てたこと。彼は賢いし、良識もあるナイスガイだが、何の疑問もなくビニールを田んぼに捨てた。これは船越さんも言ってたけど、教育の問題。環境問題とか、どこまで行き届くものなのでしょうか。

19:30
検査の終わりに、R夫妻さんから預かったカーテンを設置。問題なくついた。これで、だいたいの問題点はつぶした。あとは、これらを一つと残すことなく、正確に修正してくれるかどうか。敷地を後にする。車に乗るとOKAはプレイステーション行こうぜ!と言ってる。よっぽど行きたいらしいな。(笑)

と言うことで、デンパサールのお店へ。店には32インチくらいの液晶テレビが4台づつくらい壁掛けで設置されていて、床に座って(丸いクッションがある)、ひたすらプレイステーションするという店。イファンも合流し、早速ゲーム開始。OKAはオランダ、イファンはイングランド、ピエールはアルゼンチン。KENはなぜかコートジボアール、MZNは勝ちにこだわりブラジル。勝ったり負けたりで、だいぶ盛り上がった。この日、夕飯は結局食わずゲームセンターでコーラと揚げものを口にした。結局3時間(1時間100円)ほどやってたので、終わったのは24時過ぎ。その後2時半からのWカップの3位決定戦 ドイツVSウルグアイをみんなで見るか?ともなったが、そんな元気もなく、うちらはホテルに送ってもらう。

竣工検査渡バリ 7月9日

2010年7月9日

ついに竣工検査。いえつくで、バリに行くのもこれが最後だなと、何だか感慨深い。そんなこんなで成田に着き、OKAへの土産を買い、いつも通りレストランへ。

デンパサール到着。17:30くらいなので、まだ明るい。空港にOKAが迎えに来てくれて、イファン ピエールも一緒。バリは日本より涼しいくらい。夜のうちに照明チェックしたいので、敷地へ直行。最近のバリは渋滞がひどいらしく、すごく混んでいて、1時間以上かかったと思う。初めてバリに来た4年前より、交通量が2倍近いイメージです。

敷地に到着した時にはもう暗くなっていた。外から見ると外構もほぼ出来上がっており、完成してる感じ。中に入って早速照明テスト。消えてるランプ、つかない照明など、一通りチェックする。

おなかもすいてるので、残りは明日にして、敷地を後にする。すでに夜の8時過ぎ、車で移動。車中、KENは「夕食はうちらがおごるから好きなものなんでも言え!どんな高いものでもいい。 それが俺の仕事だ!!」とイキがるKEN。クタビーチのあるハードロックカフェ近辺のイタリアンで食事。料理は最悪。まずいのに日本と同額。音楽はまあまあいい。

ここでは、5人でワールドカップの話で盛り上がる。OKAもイーファンもピエールもサッカーが好きなようでとても詳しい。KENがダメもとでOKAは中村憲剛に似てると言うと、なぜかみんな憲剛を知ってる。何で知ってるの?と聞くとプレイステーション!!と答える。なるほどねー。その後、明日は早く終われば、PSやろうぜと盛り上がる。OKA軍団、相当好きだね。

24時くらいホテルにチェックイン。

完了検査渡バリ 4月11日

2010年4月11日

昨日と同じように朝食をとり、その後、敷地へ一直線。YoshiのみJOKOと一緒に別行動。VillaSceneの管理・運営はJOKO一人で頑張ってるので慰労もかねて。

10:30
現場で昨日の残りの項目を整理。解決策を改めて整理。床石に至っては1枚1枚チェック。現場を終わらせたのは15:00お昼も食べてない・・・。

16:00
デンパサールに行き、バクソ食べる。遅い昼食。OKAの嫁Noviが顔を出し、一緒に食事。

17:30
カフェにて最後のミーティング。 ここで、何をいつまでにどうやるとソリューションリストとして、OKAと合意形成。途中、NOVIが愛娘グレイシアをつれて再登場。

21:30
空港に着き、空港で〆のビンタンと夕食。皆ぐったり。